イスラエル軍は、パレスチナのガザ地区でイスラム組織ハマスへの攻撃を続けていて、ガザ地区の保健当局は23日、これまでの死者が4万5000人余りにのぼったと発表しました。

外務省は、停戦が見通せない中で、ガザ地区の人道状況がこれまで以上に悪化しているとして、国際機関などを通じて135億円規模の支援を実施することを決めました。

支援は、ガザ地区を中心に、医療や保健、食料のほか、爆撃で発生したがれきの撤去やインフラの復旧などにも充てられ、12月17日に成立した今年度の補正予算から支出されます。

岩屋外務大臣は記者会見で「ガザでは戦闘が長期化し、今なお危機的な人道状況が続いている。引き続き、ガザの人道状況の改善に積極的に取り組む決意だ」と述べました。

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