ロシア政府は13日、負傷した兵士に支給する補償金の額を、けがの程度に応じて変更することを決めました。

これまでは、けがの程度を問わず300万ルーブル、日本円にして470万円余りが支給されていましたが、変更後は重いけがをした兵士には300万ルーブル、中程度のけがは100万ルーブル、軽傷の場合は10万ルーブルになるとしています。

けがの程度をどのように判断するのかは明らかにされておらず、事実上の減額になるとみられています。

これについてアメリカのメディア、ブルームバーグは「ウクライナ侵攻の戦費が拡大し続ける中で、ロシア政府は負傷兵への支給額を減らそうとしている」と指摘しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。