目次
-
米メディア “アメリカ製F16戦闘機 ウクライナに初めて到着”
-
ロシア ”日本の兵器 ウクライナ移転なら対抗措置”
【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(7月31日の動き)
ウクライナ情勢 戦況の解説記事はこちら
米メディア “アメリカ製F16戦闘機 ウクライナに初めて到着”
アメリカのメディア、ブルームバーグは31日、関係者の話として、NATOの加盟国から供与されたアメリカ製のF16戦闘機がウクライナに初めて到着したと報じました。
ウクライナが受け取ったF16の数は少ないということですが、引き渡しの期限は先月7月末までだったとしてその期限は守られたということです。
一方で、ウクライナ軍のパイロットは、過去数か月にわたって、欧米各国でF16の操縦訓練を受けてきたものの、運用の開始までには時間がかかる可能性があるとも伝えています。
さらにAP通信は、アメリカ政府の関係者がウクライナ側がF16を受け取ったと認めたと伝えています。
ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナは、航空戦力の強化を図るため、欧米各国にF16の供与を繰り返し、求め続け、先月、アメリカとオランダ、デンマークの3か国の首脳は共同声明で、F16は移送する手続きの途中であり、この夏にも運用が開始されるとしていました。
ロシア ”日本の兵器 ウクライナ移転なら対抗措置”
防衛省は、ウクライナへの支援によって、アメリカの迎撃ミサイルが不足していることを背景に、日本国内で製造した地上配備型の迎撃ミサイル「PAC3」をアメリカに移転する契約を結びました。
ロシア外務省のナスタシン副報道官は31日、今回の日本の対応について「ミサイルは最終的にウクライナに持ち込まれる可能性がある」と主張し、日本の兵器がウクライナに移転されれば対抗措置をとるとしてけん制しました。
そのうえで対抗措置をとる対象について「日本との2国間関係も含める」としていますが、具体的な内容については明らかにしていません。
ウクライナでは、30日夜から31日朝にかけても、首都キーウなどを標的に、ロシア軍による過去最大規模とされる無人機による攻撃が行われるなど、ウクライナにとっては迎撃ミサイルなどの防空システムの強化が大きな課題となっています。
ウクライナ情勢 ロシアによる軍事侵攻 最新情報・解説 - NHK特設サイト
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。