アメリカのメディア、ブルームバーグは7月31日、関係者の話として、NATOの加盟国から供与されたアメリカ製のF16戦闘機がウクライナに初めて到着したと報じました。

ウクライナが受け取ったF16の数は少ないということですが、引き渡しの期限は7月末までだったとしてその期限は守られたということです。

一方で、ウクライナ軍のパイロットは、過去数か月にわたって、欧米各国でF16の操縦訓練を受けてきたものの、運用の開始までには時間がかかる可能性があるとも伝えています。

さらにAP通信は、アメリカ政府の関係者がウクライナ側がF16を受け取ったと認めたと伝えています。

ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナは、航空戦力の強化を図るため、欧米各国にF16の供与を繰り返し、求め続け、先月、アメリカとオランダ、デンマークの3か国の首脳は共同声明で、F16は移送する手続きの途中であり、この夏にも運用が開始されるとしていました。

F16の運用の開始で、実際にどこまでウクライナの戦力強化につながるかが焦点となります。

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