アルプスアルパインは25日、自動車のハンドルなどを動かしたときに、振動して操作したことがわかる「ハプティック」部品の新製品を開発し、量産を始めたと発表した。内部設計を工夫して体積を従来製品より9割小さくし、スペースが限られる場所でも採用されやすくした。
製品名は「ハプティックリアクターUタイプ」で11月から中国の工場で量産を始めた。月産8万個生産する。価格は非開示。
体積は950立方ミリメートルに抑えた。窓の開閉などの操作はハンドルのタッチパネルが一般的になるなか、操作を電子音で知らせていた。高級車などで車内の静粛性を求める声があり、振動部品に置き換える動きがあるという。ハンドルのほか、エアコン操作部分での採用を目指す。
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