10日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=151円台半ばで取引された。  午前10時現在は前日比1円12銭円安ドル高の1ドル=151円45~46銭。ユーロは1円00銭円安ユーロ高の1ユーロ=159円81~85銭。  中国共産党が9日発表した景気刺激策を受け、中国の景気が悪化するとの懸念が後退した。投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、相対的に安全な資産とされる円が売られてドルが買われた。  外為ブローカーは「9日に米長期金利が上昇したことも円売りの材料となった」と話した。

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