米国で富裕層向け旅行雑誌の発行や会員制旅行会社などを手掛けるトラベル・アンド・レジャーは志賀高原(長野県山ノ内町)にある「ホテル白樺荘」を買収し「クラブウィンダム白樺荘」として12月に開業すると発表した。会員である欧米や東南アジア圏からのインバウンド(訪日外国人)の集客をにらむ。
同ホテルは志賀高原の2つのゲレンデを徒歩5分以内で利用できる。12月のリブランディングに合わせて共用部を改装し、テラスで飲食できるピザレストランを開業する予定だ。2025年春をめどに全32ある客室でも和室を洋室に変えるなどの工事を進める。
トラベル・アンド・レジャーは3月に長野県千曲市の旅館「遊子 千曲館」を買収している。「クラブウィンダム白樺荘」は同社の運営する国内施設としては20カ所目という。県内の温泉地やスキーリゾートなど複数施設を運営し、長期滞在の多いインバウンドの周遊を狙う。
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