長野県が東京・銀座に構える情報発信拠点「銀座NAGANO」は10周年の改修を終え、営業を再開した。目玉は2階に新設した日本酒やワインのテイスティングスペースだ。これまで来館者の中心が40〜60代だったなか、交流サイト(SNS)で発信したくなるような体験価値を強化し若者や女性の来館を狙う。
改装前は1階の物販エリアにバルと酒類の棚があったが、改装後は2階に酒類販売と立ち飲みスタイルの試飲場所を設けた。県産の日本酒やワイン、シードルなど計270種以上を扱う。有料で試飲できるコインサーバーも設置し、ワインと日本酒計12種を並べる。1500円で3杯を試飲できる。
1階は物販に特化し、果物などの定番品を中心に信州名物おやきの取り扱いを増やし、売り場全体で計1200アイテムをそろえる。内装は黒基調から、白を中心にした明るい印象に変えた。段差を解消し、ベビーカーを押す家族連れも買い物しやすくした。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。