エフィッシモのサンケン株を26%まで買い増した

旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが、パワー半導体を手掛けるサンケン電気の株式を買い増したことが12日、分かった。関東財務局に提出した変更報告書によると25.36%から26.98%に保有比率を引き上げた。

エフィッシモは5日までにサンケン株を約677万株取得した。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。エフィッシモは24年6月からサンケン電気株の買い増しを続けている。

エフィッシモは企業に株主還元の強化など経営改革を求める「物言う株主(アクティビスト)」として知られる。

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