明治ホールディングス(HD)の食品子会社の明治は29日、全国の酪農家をつなぐコミュニティーサイトを9月から開設すると発表した。酪農家専用のサイトで、酪農家同士の交流や悩み相談などの利用を想定する。明治は牛乳やチーズなどを販売しており、原料を生産する酪農家を支援することで商品の安定供給につなげる。
酪農家が名前や所属などを登録すると無料で利用できる。誰でも投稿ができるページや明治の酪農家支援の活動記録などのページを設ける。2024年度中に500人の利用を目指す。明治の社員も参加し、酪農家の悩みを把握することで今後の酪農家支援につなげたい考えだ。
明治は18年から酪農家の経営支援活動「メイジ・デイリー・アドバイザリー(MDA)」を始めた。国内の生乳生産量は減少傾向にあり、今回のサイト開設もMDAの一環となる。
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