関西電力は28日、大飯原子力発電所(福井県おおい町)1号機の廃炉作業を報道各社に公開した。廃炉作業は2019年度から実施しており2048年度に終える計画。現在、26年度までの第1段階で、除染作業や「二次系」と呼ばれる蒸気で高圧タービンを駆動させるプラントなどの解体撤去を進めている。
同日、タービンが格納されているケースを開けてクレーンで高圧蒸気タービンを持ち上げる作業を公開した。
国から認可を得られれば、27年度から原子炉周辺設備の解体など第2段階に移る。工事の進捗は予定通りだという。大飯1号機は1979年に営業運転を始め、2018年に運転を終えた。
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