タイガーエア台湾と中部空港が開いた就航式(1日、愛知県常滑市)

台湾の格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾は1日、中部国際空港(愛知県常滑市)と台湾中部の台中国際空港を結ぶチャーター便を就航した。中部空港としては7年ぶりの台中便となる。工業が発展する台中との直行便でビジネス需要を取り込むほか、台中に住む富裕層のレジャー利用も見込む。

1便あたり180席を提供し、8月末まで毎週月・金曜の週2往復運航する。9〜10月は運休する。タイガーエア台湾は11月以降、1年間に半年以上飛ぶ「定期便」としたい考えだ。

台中国際空港と中部空港は2017年に提携を結んだ。同年に期間限定便を運航したものの、その後は新型コロナウイルス禍もあって路線が途絶えていた。

中部空港の永江秀久常務は1日の就航式で「東洋のウユニ塩湖と呼ばれる高美湿地(こうびしっち)や、台湾最大の湖の日月潭(にちげつたん)、食べ物では小籠包をはじめ夜市もある。多くの方に出かけてもらえれば」と語り、日本人観光客の利用も呼びかけた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。