包括連携協定を結んだコープさっぽろの大見英明理事長㊨と孝仁会の齋藤孝次理事長(1日、札幌市)

コープさっぽろ(札幌市)は1日、社会医療法人の孝仁会(北海道釧路市)と包括連携協定を締結した。既に従業員向けの健康診断を内製化し始めているコープさっぽろは今後、店舗などで組合員が健診を受けられるようにする。釧路・根室エリアで、健診で精密検査などが必要とされた受診者の受け入れや、医師などの医療スタッフの派遣といった分野で連携する。

同日の協定式でコープさっぽろの大見英明理事長は「北海道は健診の受診率が低い。今後5年で健診車を15台体制にして、遠方・過疎の地域でも受診しやすくしたい」と述べた。孝仁会の齋藤孝次理事長は「疾病の早期発見は重要で、地域住民の健康増進に貢献していきたい」と語った。

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