プレイベントでの演奏に多くの人が集まった(3月29日、神戸市)

神戸市は5月から、市が公認した7カ所の屋外会場で登録アーティストがライブや大道芸、ダンスなどを披露する「まちなかパフォーマンス」を始める。アーティストは全国から公募し、49組が登録された。街中で気軽にライブなどを楽しめる環境をつくり、にぎわいにつなげる。

公認会場は「神戸阪急」の2階入り口前の広場やメリケンパークなど三宮周辺のほか、地下鉄妙法寺や西神中央の各駅前など。ライブなどを見るのは無料。4月21日開催の神戸まつりでアーティストのお披露目イベントを開いた後、5〜6月に各会場で試行し、7月から本格的に始める。

公開オーディションで登録アーティストを決めた(神戸市)

当面1カ月に2〜4日程度、各会場が提供され、アーティストが希望する会場と日時を予約してパフォーマンスを披露する。アーティストの公募には全国から204組の応募があり、1次審査や公開オーディションを経て登録アーティストを決めた。アーティストへの出演料はなく、「投げ銭」や現場でのCDなどの物販が収入となる。

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