三井住友信託銀行が起業や上場を目指す企業の最高財務責任者(CFO)を集め、支援する組織を立ち上げることが13日、分かった。資金提供する機関投資家との対話を促すほか、CFO同士の関係構築を後押し。時価総額が小さいまま株式を新規公開する「小粒上場」を回避して「ユニコーン」と呼ばれる有望企業を育成し、上場への飛躍を支援する。
「CFO塾」と名付け、ベンチャーキャピタルと協力して運営する。参加するCFOには企業トップと協力し、財務に限らず事業推進や経営面で要を担ってもらいたい考え。上場後の事業の継続、拡大にも生かしてもらう狙いがある。6月に初会合を開き、その後2カ月に1回程度開催する。
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