乗務員1人を搬送 関係者
関係者によりますと、乗組員1人が煙を吸ってのどの痛みを訴えたため、10日午前、海上保安庁が福岡県宗像市の漁港まで搬送し、救急隊に引き継いだということです。
船内のエンジンルームに1人取り残され 福岡海上保安部
福岡海上保安部によりますと、10日午前9時48分ごろ、福岡県宗像市の沖合で海上自衛隊の掃海艇「うくしま」から火が出たと連絡がありました。
船内のエンジンルームに1人が取り残されているということで、海上保安部は、消火活動を行うとともに救助にあたっているということです。
【ヘリ映像】煙突から灰色の煙
午後2時20分ごろ、NHKのヘリコプターが上空から撮影した映像では、海上で2隻が横づけした状態になっています。
このうち、右側が「うくしま」で、船の後部にある2本の煙突の片方から灰色の煙が上がっています。
「うくしま」には多くの自衛隊員が乗っていて状況を確認している様子がみられます。
掃海艇「うくしま」とは
海上自衛隊のホームページによりますと、掃海艇「うくしま」は、全長54メートル、幅9.4メートル、基準排水量510トンです。
掃海艇は、海に敷設された機雷を取り除く任務にあたる艦艇です。
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