勝田州彦容疑者(45)は18年前の2006年、兵庫県たつの市で学習塾から帰宅途中だった当時小学4年の女の子の胸や腹部を刃物で刺して大けがをさせたとして殺人未遂の疑いで逮捕され、8日検察庁に送られました。

容疑者は2004年に岡山県津山市で小学3年の女の子を刃物で刺して殺害し、去年、無期懲役が確定して服役していましたが、警察がことし5月以降に任意で事情を聞いたところ、今回の事件当日の行動について「女の子を物色していた。子どもが集まる学習塾を狙って路上で待ち伏せした」という趣旨の話をしていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

この事件の直前には学習塾に通う別の女の子が男に路上で抱きつかれる被害があり、これについても関与を認めたということです。

これまでの捜査で被害者とは面識がなかったとみられるということで、警察は容疑者が1人で帰宅する女の子を狙った疑いがあるとみて詳しく調べています。

逮捕後の調べに対し「女の子を刃物で刺したことは間違いない」とする一方、殺意については否認しているということです。

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