告発されたのは、札幌市中央区のホームページ制作会社「NDH」と、宮本清之代表取締役(53)です。
関係者によりますと、宮本代表取締役は、「NDH」と、東京 渋谷区で3年前まで経営していたホームページ運営会社「N3」が関連会社の株式を売却する際にコンサルタント会社に手数料を水増しして支払い、所得を少なく見せかけていた疑いがあるということです。
水増し分はキックバックさせていたということです。
東京国税局は、宮本代表取締役が、2020年とおととし、2社で合わせて2億9000万円余りの所得を隠し、およそ7400万円を脱税したほか、「NDH」について不正に消費税およそ1300万円の還付を受けたとして、法人税法違反と消費税法違反などの疑いで東京地方検察庁に告発しました。
不正に得た金は代表取締役の口座に預金されていたほか、ゴルフ場の会員権の購入などに充てられていたということです。
「NDH」と宮本代表取締役はこれまでにNHKの取材に応じていません。
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