東京タワー(東京都港区)で12ー14日、統合失調症患者の日常を追体験することで病気への理解を深めてもらう啓発イベント「完全没入ショールーム 100人に1人が体験する統合失調症の世界!」が開催された。会場では、幻覚や無気力、判断力低下といった症状の影響で散らかった患者の部屋が再現され、当事者の心情を描いた映像の投影も行われた。

イベントは、和歌山県在住の作家のHimaco(ひまこ)さんが自らの統合失調症体験をまとめたコミックエッセーを題材としており、「統合失調症の当事者に起きているかもしれない世界」を表現した。製薬会社の日本ベーリンガーインゲルハイムが主催。【時事通信映像センター】

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