中部電力パワーグリッド(PG)は7日、名古屋市内を中心に地震を原因とする大規模停電が発生することを想定した訓練を実施し、報道陣に公開した。安全かつ迅速な停電からの復旧に向け、職員が適切な判断をできるようにする狙い。  訓練は名古屋市の基幹給電制御所の訓練室で行った。同制御所は安定した電気を中部エリア全域に届けるよう電圧などを遠隔監視する施設。地震発生の合図を契機に、停電している箇所や電力設備に流れる電気の量などを確認した。  同制御所では毎月、停電の発生を想定した模擬訓練を行っている。今回の訓練は名古屋市内の他の2会場と合同で実施し、計20人が参加した。


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