シャープは26日、建築家隈研吾さんの事務所がデザインを監修した空気清浄機を10月21日に発売すると発表した。木工職人が手がけた木材を外装に使用し、家具のように室内空間と調和するよう仕上げた。  竹で編んだすだれ状の窓などに着想を得て、空気清浄機の側面には細い木の格子をあしらった。天板は6枚の薄い板を貼り合わせ、耐久性を持たせた。木材の加工は建具製作の岡崎木材工業(山口市)が担当する。  機能面では気流の分析を繰り返し、4方向に空気を吹き出す設計を実現。66平方メートルまで対応し、集じんや脱臭効果のあるフィルターも搭載した。  希望小売価格は55万円で、月産最大100台。


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