順天堂大学の新病院は県の公募に大学側が応じ、さいたま市緑区に開院することになっていますが、当初の計画から大幅に遅れ、現在は2027年11月に開院する予定になっています。

これについて大野知事は27日の記者会見で、大学側から事業計画を見直したいと連絡があったことを明らかにしました。

大学側は理由として、設計を担う事業者から、物価高騰などの影響で総事業費が想定より膨らみ、計画が1年8か月程遅れる見通しを伝えられたとしていて、大野知事は、「不明瞭な部分もあり、計画の何をどう変更したいのか教えてほしい」と述べました。

新病院の整備を進めている大学側の事務局の担当者はNHKの取材に対し、「できるだけ早く計画を修正し、県に申請書を提出したい。待っている住民のために一日でも早く開院できるよう努める」としています。

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