自民党を離党した堀井学衆議院議員(52)が選挙区内の人に繰り返し違法なかたちで香典を渡すなどしたとして東京地検特捜部は公職選挙法違反の疑いで捜査しています。

また、自民党の安倍派の政治資金パーティーをめぐり、派閥からキックバックされた2196万円を政治団体の収支報告書に記載していなかったことが明らかになっていて、このうち時効になっていない2021年までの3年間のおよそ1700万円分について、政治資金規正法違反の虚偽記載などの疑いがあるとして大学教授から告発されています。

これについて、堀井議員が特捜部の任意の事情聴取に対し、キックバック分を収支報告書に記載しないことを了承していたなどと、説明していることが関係者への取材でわかりました。

特捜部はこれらの2つの事件について堀井議員を略式起訴する方向で検討を進めているものとみられます。

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