名古屋市消防局は26日、救急車の稼働率が80%を超えた際に出す「救急隊ひっ迫アラート」を初めて発令した。16日から始まった取り組みで、消防局のX(旧ツイッター)やインスタグラムのアカウントで通知する。厳しい暑さが続く中で熱中症の予防を促すほか、救急車の到着遅れに理解を求める狙いだが、消防局は「必要な場合はためらわず119番してほしい」としている。  気象庁によると、26日は午前10時時点の名古屋市の気温は31・3度を観測。体調を崩して搬送される人が相次ぐなどし、消防局は午前10時20分、アラートを出し「救急車の到着に時間を要する場合があります」と呼びかけた。


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