刃物を持った不審者が商業施設に侵入し、爆発物を置くという想定の訓練が26日、東京都中央区の「晴海アイランドトリトンスクエア」であり、警視庁月島署員ら約50人が参加した。

 訓練では、刃物を持った不審者役を、駆けつけた署員がさすまたなどを使って制圧。その後、犯人が残した爆発物を機動隊の爆発物処理班が遠隔ロボットを使って回収した。

 渡部聡子・月島署長は地下鉄サリン事件や秋葉原無差別殺傷事件に触れ、「不特定多数を狙った事件にいつどこで自分が巻き込まれるかは分からない。いつもと違う、と思ったら行動を起こしてください」と呼びかけた。(遠藤美波)

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