逮捕されたのは、大阪 羽曳野市の会社員、岡本勝年容疑者(65)です。

今月6日、松原市立部のゴルフ練習場で従業員の40代の男性が敷地内に置かれていたバケツを軽トラックに載せて移動させようとしたところ、中から熱風が吹き出し、男性は左腕に軽いやけどをしました。

バケツにはガソリンが入っていたほか、側面に「社長へ」「よろしければお使いください」などと書かれた紙やペットボトル、噴霧器などが貼り付けてあったということです。

警察が捜査した結果、バケツは爆発する仕掛けがあったほか、周辺の防犯カメラの映像などから、岡本容疑者が現場にバケツを置いた疑いがあることが分かったということで、17日、殺人未遂の疑いで逮捕しました。

調べに対し容疑を一部否認し「不特定多数ではなく、練習場の経営者をねらった。20年余り前に経営していた会社を潰され、恨みがあった」などと供述しているということです。

容疑者は練習場の経営者と面識があるということで、警察が事件の詳しいいきさつを調べています。

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