江戸時代から続く日枝神社(東京都千代田区)の山王祭が7日始まり、最大の祭典「神幸(じんこう)祭」が行われた。コロナ禍で中止が続き、実施は6年ぶり。王朝装束を身にまとった約500人が都心を練り歩き、優雅な歴史絵巻を繰り広げた。

 宮神輿(みこし)や山車など約300メートルに及ぶ祭礼行列が、皇居坂下門、丸の内のビル街、日本橋、銀座など約23キロにわたり巡行。今回初めて「象の山車」も登場し、国内外から集まった大勢の見物客を魅了した。山王祭は17日まで続き、さまざまな奉祝行事が行われる。(石平道典、写真は小林正明)

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