これは、名古屋に本部を置く布団職人の団体、「全国寝具技能士会連合会」が各地で行っています。

能登半島地震の被災地で布団が足りていないという声が寄せられて企画したということで、19日、名古屋市の愛知県製綿センターには、愛知、岐阜、三重、滋賀の4県から「寝具製作技能士」の資格をもつ20人の職人が集まりました。

今回製作するのは、手入れをすれば数十年使えるという木綿の手作りの布団です。

職人たちは、布に綿を詰め込み1枚1枚丁寧に手縫いして製作していきました。

この団体は、敷布団と掛け布団のセット75組を作り、今月28日に石川県穴水町の役場に直接届けて仮設住宅などで使ってもらうということです。

「全国寝具技能士会連合会」の丹羽正行会長は「大変な避難生活のなか、布団でぐっすり休んであしたの活力にしてほしいです」と話しています。

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