水原元通訳は大谷選手の口座から無断で1600万ドル以上を不正に送金したとしてアメリカの捜査当局に銀行詐欺の疑いで訴追され、先月12日に保釈されました。
不正な送金は違法なスポーツ賭博でつくった多額の借金を返済するためだったとされています。
アメリカ司法省は8日、ロサンゼルスにある裁判所で9日に予定されていた水原元通訳の罪状認否の手続きが14日に延期されたと発表しました。
裁判資料などによりますと、検察と水原元通訳側は罪状認否の日程を延期することで合意し、裁判所に14日への延期を求めていました。
延期の理由は明らかにされていません。
複数の専門家はNHKの取材に対し、検察と水原元通訳側との間で、有罪の答弁と引き換えに処罰を軽減する「司法取引」の交渉が続いている可能性を指摘しています。
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