ヨルダン川西岸のパレスチナ暫定自治区にあるベツレヘムではクリスマスイブの24日、「虐殺をやめろ」などと書かれたプラカードを持った子どもたちが市内を行進して一刻も早いガザ地区での停戦を訴えました。

また、市内の広場には恒例のミサのため訪れる総大司教を迎えようと、地元のパレスチナ人のキリスト教徒など数百人が集まりました。

広場を訪れたピッツァバッラ総大司教は「ことしは2年連続で悲しいクリスマスとなった。ガザ地区ではすべてが破壊されたが、決して諦めてはいけない」と述べました。

パレスチナのガザ地区ではイスラエル軍の攻撃が24日も続き、地元の保健当局はこれまでの死者が4万5338人にのぼったとしています。

また、ヨルダン川西岸でもイスラエルの治安部隊による軍事作戦で800人以上のパレスチナ人が死亡するなど住民の犠牲があとを絶たない状況が続いています。

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