イスラエルのカッツ国防相は23日、イスラム組織ハマスの最高幹部だったイスマイル・ハニヤ政治局長の殺害にイスラエルが関与していたことを認めた。イスラエルメディアが報じた。ハニヤ氏は7月31日、ペゼシュキアン大統領の就任宣誓式で訪れていたイランの首都テヘランで殺された。
イスラエルの地元メディア「タイムズ・オブ・イスラエル」などによると、カッツ氏は23日に治安当局者との会合で演説。イエメンの反政府武装組織フーシがイスラエルを攻撃していることに触れ、「フーシの戦略的インフラと指導者の首を切り落とす。我々がハニヤ、シンワル、ナスララにやったように」と述べた。
イスラエルは敵対する組織の最高幹部を次々と暗殺している。9月下旬にレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者ナスララ氏が空爆で死亡し、ハニヤ氏の後任でハマスの政治局長となったシンワル氏は10月中旬にガザで殺害された。
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