ウクライナの首都キーウの市当局などによりますと20日朝、ロシア軍のミサイル攻撃があり、これまでに1人が死亡し、10人がけがをしたということです。

また市内の暖房を供給する施設に被害があり、住宅のほか多くの医療施設や学校などで暖房が使えなくなっているとしています。

ロシア軍の攻撃には弾道ミサイルが含まれていたとしています。

一方、ロシア国防省はこの攻撃について、ウクライナ軍の施設や防空システムに対して射程の長いミサイルによる攻撃を行ったと明らかにしました。

攻撃は18日にウクライナ軍がロシア南部のロストフ州にある化学工場に対して、アメリカから供与された射程の長いミサイル「ATACMS」6発や、イギリスから供与された巡航ミサイルの「ストームシャドー」4発を使って攻撃したことへの報復だとしていて、攻撃の応酬が続いています。

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