秋葉国家安全保障局長は19日、フィリピンの首都マニラでマルコス大統領と面会しました。

この中で秋葉氏は、東シナ海や南シナ海で海洋進出を強める中国を念頭に「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持・強化していきたい」と述べ、二国間や多国間の安全保障・防衛協力を一層強化したいという考えを示しました。

そのうえで、再来年、両国の国交正常化から70年となることを踏まえ、戦略的パートナーシップを新たな高みへと引き上げたいと伝え、石破総理大臣のメッセージも伝達しました。

これに対しマルコス大統領は「両国が防衛や安全保障の分野で協力し、南シナ海での立場を強めるため、長い道のりを歩んできたことをうれしく思う」と述べました。

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