秋田県の佐竹知事は、ロシアとの交流を深めるきっかけにしようと、プーチン大統領の就任を祝って2012年に秋田犬の「ゆめ」を贈り、そのお返しとして2013年に大統領からオスのシベリア猫が贈られました。
ロシア語で平和を意味する「ミール」と名付けて自宅でかわいがり、毎年、2月22日の「猫の日」の前後にミールの様子を動画で公開していました。
しかし、ことし6月ごろに病気が見つかり治療を続けましたが、秋田県は今月3日、病気で死んだと発表しました。
12歳でした。
これを受けて佐竹知事は9日、記者会見を開き「体は大きいけれども穏やかな性格だった。長い間、一緒に過ごしてきたので悲しい」などと心境を述べました。
また、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続いていることに触れ、「『ミール』の名前の由来のとおり、問題が収まって平和が訪れてほしい」と話していました。
一方、プーチン大統領に贈った秋田犬の「ゆめ」については最近情報が伝えられていないということで、「生きていれば相当大きくなっているはず」などと気にかけていました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。