イスラエル軍は24日もレバノンの首都ベイルートなどを空爆し、ヒズボラへの攻勢を強めています。
レバノンの保健省は23日のイスラエル軍によるベイルートへの空爆による死者がこれまでに29人にのぼり、67人がけがをしたとしています。
一方、ヒズボラもイスラエルへの攻撃を続け、イスラエル軍によりますと24日にはヒズボラがイスラエルに対してロケット弾およそ160発を発射したということです。
イスラエルメディアは複数のけが人や住宅などへの被害が出たと伝えています。
双方の間では停戦に向けた協議も続いていて、24日にはEU=ヨーロッパ連合のボレル上級代表がレバノンを訪れレバノン国民議会のベッリ議長らと会談しました。
会談のあとボレル上級代表は「停戦合意のためにイスラエルとヒズボラに圧力をかけ続けなければいけない」と述べ、一刻も早い停戦の実現を訴えました。
こうした中、イスラエル政府は24日、UAE=アラブ首長国連邦で今月21日から行方不明になっていたイスラエル人の男性が遺体で見つかったと発表しました。
イスラエル政府は声明で「反ユダヤ主義の凶悪なテロ行為だ」として非難しています。
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