トランプ氏は12日、声明を出し、ホワイトハウスのNSC=国家安全保障会議を束ねる大統領補佐官に、マイク・ウォルツ下院議員を起用すると発表しました。
ウォルツ氏は陸軍の特殊部隊「グリーンベレー」の一員として中東やアフガニスタンなどに派遣されたことがある元軍人で、対中強硬派として知られ、ウクライナへの軍事支援の継続には否定的な立場を表明しています。
声明の中でトランプ氏はウォルツ氏について「私のアメリカ第一主義の外交政策の強力な支持者となってきたし、『力による平和』を追求する偉大な支持者となり続けるだろう」として、自身が掲げてきた外交、安全保障政策を推し進めることができる人物だという考えを示しました。
また、トランプ氏は同じく12日、イスラエル大使に教会の牧師の経験があり、保守派として知られるマイク・ハッカビー元アーカンソー州知事を起用すると発表しました。
トランプ氏は声明でハッカビー氏について「中東に平和をもたらすために、精力的に働くだろう」と期待を示しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。