これは、韓国の与党 国民の力の国会議員が11日、韓国国防省の国防情報本部の分析結果として明らかにしました。
それによりますと、北朝鮮が先月末に発射実験に成功したとする、ICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星19型」について、改良型ではなく、新型のミサイルと判断したということです。
さらに、北朝鮮は通常、新型の弾道ミサイルの発射前にエンジンの実験を行いますが、ことし3月を最後に、固体燃料のエンジンの実験は確認されていないとしています。
そして、国防情報本部は具体的な情報はないとしたうえで「『宇宙技術分野の協力』という名目で、北がロシアから、弾道ミサイルに転用できる技術支援を受けている可能性も排除できない」との見方を示したとしています。
韓国政府などは、北朝鮮がウクライナへの軍事侵攻を続けるロシアに対して軍の部隊を派遣する見返りとして、ICBMなど軍事技術の支援を求める可能性を指摘していて、関係国が動向を注視しています。
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