CDCは22日、アメリカのマクドナルドで販売されていた「クォーターパウンダー」という名前のハンバーガーが関係する食中毒が発生したと発表しました。
症状を訴えたのは西部と中西部の10の州の13歳から88歳までの49人で、コロラド州で高齢者1人が死亡したということです。
保健当局によりますと、聞き取り調査ができた18人のうち12人が、症状が出る前にこの商品を食べたということです。
CDCによりますと、食中毒は腸管出血性大腸菌O157によるもので、感染すると激しい腹痛や下痢などの症状が出ます。
患者の数はさらに増える可能性があるとして、関係する当局が調査を続けることにしています。
アメリカのマクドナルドは22日、初期の調査結果を発表し、商品に使われていたタマネギが食中毒に関係している可能性があることがわかったなどとして、一部の州でこの商品の販売を見合わせているということです。
これを受けて、マクドナルドの株価は、時間外の取り引きで一時10%を超える下落となりました。
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