23日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、キム・ジョンウン総書記が戦略ミサイル基地を視察したと伝えました。

日時や場所は明らかにしていません。

公開された写真では、キム総書記が、固体燃料式のICBM=大陸間弾道ミサイル級の「火星18型」とみられる弾道ミサイルや、音速の5倍以上で飛ぶ極超音速ミサイルとみられるミサイルを視察する様子などが確認できます。

この中でキム総書記は、アメリカの戦略核の脅威が日々高まっていると指摘し「われわれの戦争抑止力において戦略ミサイル戦力は中枢であり、今後も優先して現代化する」として、核・ミサイル開発を推し進める考えを強調しました。

来月のアメリカ大統領選挙を前に、改めてアメリカに対抗姿勢を示した形です。

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