ロシアと軍事的な協力を深める北朝鮮をめぐっては、韓国の情報機関が、北朝鮮の特殊部隊のおよそ1500人が今月、ロシア極東に移送されたと明らかにするなど、ウクライナとの戦闘のために兵士を投入するという見方が出ています。

ウクライナ文化情報省の戦略コミュニケーション・情報安全保障センターは20日、SNSでロシア軍が北朝鮮の兵士のために用意した調査票だとする文書を公開しました。

文書にはロシア語と朝鮮語で軍服などのサイズを記すよう書かれているとしていますが、いつ利用されたのかや文書をどのように入手したかなどは明らかにしていません。

これに先立ち、北朝鮮の兵士がロシア国内で装備品などを受け取る様子だとする動画も公開しています。

戦略コミュニケーション・情報安全保障センターのトップはAP通信の取材に対し「動画は北朝鮮がロシア側について戦争に参加している最初の証拠だ」と訴え、各国にウクライナへの支援の強化を呼びかけています。

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