アメリカ・ホワイトハウスはバイデン大統領が16日、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で会談し、自身の大統領の任期中に行う、ウクライナ支援の強化に向けた取り組みについて説明したと発表しました。
アメリカ政府によりますと、バイデン大統領は、防空ミサイルシステム「ナサムス」のための追加のミサイルや、高機動ロケット砲システム=「ハイマース」に使われるロケット弾など、4億2500万ドル、日本円にして630億円あまりに上る軍事支援を決めたということです。
さらに今後数か月間で、防空システムや砲弾、それに装甲車両などを追加で供与するとしています。
ホワイトハウスによりますと、これに対してゼレンスキー大統領は、ロシアによる軍事侵攻を終わらせるためとしてまとめた「勝利計画」について最新の内容を報告したということです。
また、ホワイトハウスは、バイデン大統領が大型ハリケーンに対応するとして延期していた、欧米などの各国首脳によるウクライナ支援を協議する会合について、来月、オンラインで開催すると発表しました。
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