ASEAN=東南アジア諸国連合との首脳会議などに出席するためラオスを訪れている石破首相は日本時間の10日午後7時半すぎからおよそ30分間、中国の李強首相と初めての首脳会談を行いました。

冒頭、石破首相は「日中両国は『戦略的互恵関係』を包括的に推進し『建設的かつ安定的な関係』を構築するという大きな方向性を共有している」と述べました。

その上で「両国には協力の潜在性と課題、懸案があるが、両政府の努力を通じて両国民が関係発展の果実を得られるようともに取り組んでいきたい」と述べました。

会談の詳しい内容は明らかになっていませんが、両首脳は共通の課題や懸案をめぐって意見を交わし、さまざまなレベルで意思疎通を重ねる方針を確認しているものとみられます。

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