【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(10月4日の動き)
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ロシア軍 東部の要衝に迫る
ロシア軍は、ウクライナ東部ドネツク州で攻勢を強めていて、ロシア国防省は3日、ウクライナ軍との激しい戦闘が続いていたブフレダルを掌握したと発表し、その北およそ80キロ離れた要衝ポクロウシクにも激しい攻撃を続けています。
ポクロウシクの当局者は4日、ウクライナのメディアに対してロシア軍がこの町からおよそ7キロの地点まで迫っていると明らかにしました。
また、ロシア軍はポクロウシクのエネルギー関連施設などを標的に攻撃を続け、重要なインフラ施設の80%ほどが破壊されたとしていて「敵は私たちを電気も水道もガスもない状況にしている」と訴えました。
ポクロウシクには、1か月半前の時点では4万8000人以上が暮らしていましたが、当局の呼びかけで住民の避難が続き、現在、1万3000人あまりまで減ったということです。
「ウクライナ軍 撤退強いられる可能性」情報機関が分析発表
NATO=北大西洋条約機構に加盟し、ウクライナ情勢の分析を続けているエストニア軍の情報機関の幹部は4日、この1週間でロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の要衝、ポクロウシクの方面で1キロから2キロほど前進したという分析を発表しました。
ロシア側が依然として戦闘の主導権を握っているとして「このままロシア軍の攻勢が続けば、ウクライナ軍は年末までにポクロウシクからの撤退を強いられる可能性がある」という見方を示しました。
また、ロシア国防省が3日、掌握したと発表したドネツク州の拠点ブフレダルについては「ウクライナ軍は撤退し、北に7キロから8キロほどの地点で防御陣地を確保したとみられる。今後、ロシア軍がこの方面で活動を強化する可能性が高い」としています。
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