メタは、4日、入力した文章や写真などの内容に基づいて、最大16秒の動画を生成できる新たな生成AI「Movie Gen」を発表しました。

公式のホームページでは、AIで生成したとする動画が複数紹介されています。

顔写真とともに「ピンクのジャケットを着たDJの女性が、チーターのそばでレコードを回す」と入力すると、指示どおりに写真の人物がリズムをとる高画質な動画が作成されています。

また、文章の指示で、既存の動画に効果音を加えたり、映っている物を置き換えたりすることも可能で、サンプルの動画では、空に向かって飛ばしたランタンがシャボン玉に変換されています。

メタによりますと、この生成AIはまだ開発段階にあり、悪用を防ぐための安全対策などを施した上で来年公開される見通しです。

すでに同様の開発を進めるオープンAIやグーグルに対抗するねらいがあると見られ、動画を生成するAIをめぐる競争が加速しています。

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