米国のブリンケン国務長官㊧と中国の王毅外相(2024年2月)=ロイター

【ニューヨーク=共同】米国務省は26日、ブリンケン長官が27日に国連総会が開かれているニューヨークで中国の王毅(ワン・イー)共産党政治局員兼外相と会談すると発表した。米中の意思疎通継続を確認し、バイデン大統領と習近平(シー・ジンピン)国家主席による電話を調整するほか、11月の南米での国際会議に合わせた首脳の対面会談も模索する。

サリバン大統領補佐官が8月下旬に訪中した際、数週間以内に首脳電話会談を開く計画を王氏と協議したが、実現していない。

米中外相は対立が続く台湾や南シナ海、通商の問題を協議。中東やウクライナの情勢でも意見を交わす。ブリンケン氏は王氏に対し、兵器生産に使う電子部品を中国がロシアに供給することをやめるよう求める。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。