IT大手・メタは、西部カリフォルニア州にある本社で、25日から2日間の日程で開発者向けのイベントを開いています。
初日、マーク・ザッカーバーグCEOは、生成AIの基盤技術「Llama」の最新モデルを発表しました。
この生成AIは画像認識に対応し自然な会話もできるのが特徴で、会場ではスクリーンに登場するアバターがザッカーバーグCEOと表情豊かに会話するデモンストレーションが披露されました。
メタではこの技術を活用して、音声で会話できる機能を一般向けにSNSのフェイスブックやインスタグラムなどにも導入することにしています。
また、イベントではメガネ型のAR=拡張現実の端末の試作機も披露されました。
レンズにSNSのメッセージを表示したりビデオ通話をしたりすることができ、AIを搭載する方針も明らかにしました。
クリックやスクロールなどスマホでの操作を、将来、メガネ型端末でできるようにすることを目指すとしています。
生成AIをめぐっては、24日、ChatGPTを手がける「オープンAI」も、自然な会話が可能な新機能を発表していて開発競争が加速しています。
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