アメリカ大統領選挙は11月5日に投票日を迎えますが、これを前に20日、南部バージニア州の各地に投票所が開設され、期日前投票が始まりました。

このうち郊外の運動施設内に設けられた投票所では有権者が次々と訪れ、投票用紙を受け取って1票を投じていました。

投票を終えた女性は「期日前投票ができることをうれしく思う。女性の権利が最も重要な問題のひとつだ」と話していたほか、別の男性は「私にとって最も重要なのは民主主義の問題であり、国を人々がもっと親切で、協力的な場所に戻すことだ」と話してました。

アメリカメディアによりますと、投票所での期日前投票はこの日、▼中西部のサウスダコタ州と▼ミネソタ州でも始まり、来月にかけてそのほかの州でも順次、始まるということです。

政治情報サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によりますと、全米を対象にした各種世論調査の平均では、今月19日時点で民主党のハリス副大統領を支持するとした人は49.3%、▼共和党のトランプ前大統領を支持するとした人は47.4%で、その差は1.9ポイントときっ抗しています。

ハリス、トランプ両氏とも、期日前投票の本格化もにらんで激戦州などで支持の呼びかけを強めていて、選挙戦が激しさを増しています。

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