ウクライナ軍は先月以降、ロシア西部のクルスク州への越境攻撃を続け、これまでに100の集落を掌握したとしていて、これに対してロシア軍は今月から多くの兵士を投入して反撃を開始し、少なくとも12の集落を奪還したとしています。

現地のウクライナ軍の報道官は18日、フランスのAFP通信の取材に対し「ロシア軍は側面から攻撃を仕掛けようとしたが、食い止めた。ロシア軍の反撃は成功しなかった」と主張しました。

一方、ロシア国防省の高官は19日、SNSへの投稿で、ロシア軍がクルスク州で、新たに2つの集落を奪還したとしています。

また、ロシア国営のタス通信はこの高官が「われわれの部隊は少しずつ前進している。毎日集落を解放している」と述べたと伝えていて、クルスク州で激しい戦闘が続いているものとみられます。

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