浜松市でインドの魅力を衣食や音楽などで伝える「インドはままつフェスティバル」が14〜15日に初開催された。市内や近隣在住のインド人を含め2000人（主催の実行委員会集計）を集め、スズキの鈴木俊宏社長や中野祐介市長らも会場を訪れた。今後はインドビジネスのヒントを探る場としても注目を集めそうだ。
文化交流で日印の相互理解を促すほか、同国で事業展開するか進出を目指す企業が協賛し企画運営や出店に携わった。現地乗用車最大手のスズキからは役員や社員十数人が参画。インド人社員・家族らが歌や踊りで会場を盛り上げた。
コーセーは同国での化粧品事業を巡ってスズキと接点がありメーク体験を提供。春華堂（浜松市）はインド市場を念頭に開発を進めるスイーツを扱い、食品を輸出入するエムスクエア・ラボ（静岡県牧之原市）も菓子や飲料を販売した。年間に複数回の実施も視野に、継続開催を予定する。
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