アメリカ海軍第7艦隊は17日、P8A哨戒機1機が台湾海峡の上空を通過したと発表しました。

発表では「国際法に従って台湾海峡で活動することでアメリカはすべての国の航行の権利と自由を擁護する。この航空機の飛行は自由で開かれたインド太平洋に対するアメリカの関与を示すものだ」としています。

これに対し、中国軍で台湾を含む東シナ海などを管轄する東部戦区の報道官は「アメリカは公然と騒ぎ立てている。中国軍は戦闘機でアメリカ軍機の行動に対して追跡と警戒を行った」とする談話を発表し、反発しました。

台湾海峡をめぐっては9月13日にドイツ軍の艦艇が22年ぶりに通過したほか、8月にもアメリカ軍のミサイル駆逐艦が航行していて、台湾への軍事的な圧力を強める中国をけん制する欧米の動きが相次いでいます。

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